愛徳コンサルタントの将来像

僕は、今後社員を増やして会社の規模を拡大することを目指していません。確かに、会社が大きくなることで得られる利点もありますが、それ以上に重要なのは、今いるメンバーで確実に案件をこなしていくことだと考えています。

それに、小規模なチームで運営する方が意思決定の迅速さや柔軟な対応が可能です。会社が大きくなると、どうしても組織としての動きが鈍くなり、方向転換が難しくなります。現在の会社規模であれば、全員が同じ目標を共有し効率的に業務を進めると思います。

また、このスタイルが僕自身の働き方にも合っています。大きな組織を管理するプレッシャーよりも、少人数で集中して成果を上げていく方が、僕にとってはやりがいを感じます。今後も、現在のメンバーとともに無理をせず、適当にダラダラと会社を運営していきたいと考えています。

入札可能案件の拡張を目指します。

現在、弊社で入札出来る案件は「測量」「設計」「補償」の3種類です。しかし、近い将来「点検・調査」の案件も獲得していきたいと考えています。軸足は測量・設計・補償ですが、チャンスがあれば、積極的に参加するつもりです。理由は古い建築物の老朽化に伴って、新たに建造物を建設するよりも点検分野が伸びると予想しているからです。

点検業務に関しては、全てが未経験の事なのでどんな資格を取得するべきか分かりません。ですが測量業務で使用している「ドローン」と併用出来るデバイスを使えば、設備投資を最小限に抑えて十分に対応可能だと思っています。

航空写真測量、UAV測量に力を入れます。今後も更に高齢化が進み人材不足になる事は明らかな業務分野なので、今まで通りの測量方法では対応出来なくなると予想します。これらの業務実績は、地図編集、GIS、地理空間情報等の案件で実績を求められたときに有効になる筈です。

取得して欲しい資格 <測量業務>

「測量士or測量士補」+「補償業務管理士」が理想です。最近では用地測量の参加要件に主任担当者に補償業務管理者が必須となる事もありました。弊社の主な収入源は測量と考えていますので、用地測量への参加は絶対条件です。是非チャレンジして欲しいです。

「無人航空機操縦士」に関しては、現段階で入札参加要件に含まれていませんので取得する必要は在りません、しかし将来的には必要になるとは思っています。

取得して欲しい資格 <建設コンサルタント業務>

弊社では、技術士、及びRCCMの持ち主が高齢です。当然、技術士の募集を行っていますが、なかなか獲得出来ません。技術士全体の高齢化に伴って同じ現象が日本中で起きています。技術士とRCCM、どちらかの資格の取得は最も重要な課題です。